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社長挨拶  代表取締役  田村 圭 Kei Tamura

自動車整備業の仕事は、

整備作業の提供だけではありません。

それを通じて、安心・安全な物流、

さらには豊かな社会生活をも支える

誇り高き仕事なのです。


 

これからの自動車整備業経営に必要なもの、準備してること。

自動車整備は一般的に見て特殊な技術を必要とする職業なのかもしれません。
自動車整備業界はその技術面に固執し、自分たちがサービス業である事を強く意識しないまま永年を費やしてきてしまいました。
しかしながら自動車整備業は、特殊な業界ではなく歴としたサービス業であり、それ以外の何物でもないのです。ですから、他の業界が直面している課題と同じ問題を抱えています。
それは、“当り前の価値の低下”です。
『当り前のことを当り前のようにすると当り前の評価をもらえる時代』は終わり、世の中はより安い価格でより高い品質を求めるようになりました。
求められる“当り前”の質が向上し、従来通りの“当り前”のサービス内容はその価値を下げてしまいました。
つまり“プラス何か”の付加価値が持つ重要性が高くなってきたのです。
しかしこれは、とかくすれば、単に何かサービスするモノを付加すると捉えられ、結果的に原価の押上げとなってしまいます。
お客様にとって価格では計りえない付加価値こそが、本物の付加価値であろうと考えています。

 

当社は『お客様にとって当社とお取引いただく事そのものが、お客様の経営戦略の一つになる』強力な究極のサポート体制を考え続けています。
“ITEM(アイテム)”と名付けた当社の契約整備には、そういった思いが詰まっております。
運送事業者様によって違う車両状況に応じた、パッケージではないお客様に合ったオリジナルのご提案こそが、当社の生命線です。
また、この思いを持ち続けた結果浮かび上がった“グリーン経営認証取得”のお手伝いも、自信を持ってお勧めできるお客様の経営戦略の一つとなることが出来ました。
これからも、世の中から求められる事がますます増えるだろう環境問題や、複雑化していくことが予想される法規制、また、日々進化していく技術・情報等に、迅速に反応し最適な対応を提供していかなければなりません。
こういった最新の情報をキャッチする為に、当社は種々の団体に参加し、その中核を担っています。

 

これからの整備士(メカニック)に必要なもの、準備していること。

従来の自動車整備は、機械的な点検整備・修理が全てでした。
ですから、不具合の発見や修理の方法も、目で見て・手で触って・耳で聞いて・・・進めていくものでした。
もちろん新たな技術は生まれましたが、仕組みや構造を理解すれば対応できるレベルでの変化でした。
ところが、部分的にセンサーを介した制御をする範囲が次第に広がりを見せてきました。
この電子制御系の進歩スピードは今までのそれとは全く違い、短期間に劇的な変化をもたらしました。
自動車に搭載されたECU(コンピュータ)が要所に取り付けられたセンサーからの情報を分析し、様々な制御系統へ指示を出すこの仕組みは、目に見えない不具合や故障も察知し、警告を発します。
逆に、これらの新たな仕組み自体が新たな不具合や故障をもたらすという、複雑で困難な整備環境も発生させています。
このような事態に対処するには、車両のもつ初期状態(理想的な状態)を知り、現状との乖離状況を分析するというアプローチが必要となります。
しかしながら、メーカーから開示されている情報は、我々自動車整備業が必要とする内容と照らし合わせると必ずしも十分とは言えません。
メーカーの知的財産と自動車の持つ公共性という、ともすれば相反するこの事象の整合性こそが、業界の枠を超えた大きな課題となっています。
エンジン、ハイブリッド、電気自動車へと変わるにつれ、今後はこういった電子制御系統の整備機会が飛躍的に増える事は間違いなく、それに対応する技術の取得が必要不可欠となります。
自動車整備業界は、電子制御系という変化・進化への対応力が分水嶺になると思います。

 

実際に発生する不具合や故障は、機械的なもの・制御系のものと区分できるほど単純なものではなく、それらが複雑に絡み合って想像しがたい状況となって現れます。
当社はこの複雑化する車両整備に対して、機械系アプローチと制御系アプローチの融合が必要不可欠と捉え、整備業界として先陣を切る形で電装整備業界のネットワークへ加入し、高度な診断が出来るように対応しています。
この電子制御のトレンドは車両部分に留まらず、トラックの特装(タンクやウィングといった荷台部分)にまで広がっており、今後の制御系の整備は、車両整備・電装整備・特装整備の3つの融合を見据えないといけないと感じております。
このように、制御系の対応が必要な範囲は、今まで区分けされていた垣根を越えて広がりを見せており、これに対応するメカニックはもはやエンジニアへの転身が求められます。
当社はこの方向性を確固たる物とて確立する為、独自の電気自動車プロジェクトを進行させています。
将来的には電気自動車のメーカーとしても存在できればと考えています。


 

「ありがとうの連鎖」から生まれるもの。

お客様の経営戦略というと、お客様の先に何があるのか?を考えなければなりません。
当社のお客様の多くは物流業界にいらっしゃいます。
お客様である運送事業者様のお客様は荷主様、そのお客様は工場、そのお客様は・・・と続いていくお客様を見つめていくと気付いたことがあります。
我々の仕事は、『確実に何かを届けると言う物流業界の下支え』であり、『人々の社会生活の根底を支える誇り高き仕事』であると・・・。
そして、続いていくお客様から絶え間なく頂く“ありがとう”の言葉があること。
そして、これほどありがたい仕事はないこと。
こういった思いが生まれた背景には、当社の対応が評価されたあるうれしい出来事がありました。
当社のお客様に石油の輸送をされておられる会社が多くあります。
もちろんそのお客様のお客様は石油会社になります。
以前、深夜に石油会社の方から直接緊急連絡を頂いた事がありました。
『出入している運送会社の方から“いづみ自動車さんは頼りになる”とよく聞いていたので、連絡させてもらいました。
工場に荷物を積みにきたトラックのエンジンがかからなくなったのですが、助けてもらえますか?』
当社の対応が、お客様だけでなくそのお客様にも認知頂いている事に大変うれしく思い、誇りに感じました。
この出来事が、お客様の先にあるものは何かをハッキリと気付かせてくれました。
“お客様のお客様、そのお客様・・・と見据えていくと、我々の仕事はありがとうの連鎖で成り立っている
世の中には、人の”ありがとう”で生きていける仕事は数あれども、それを常に実感できるありがたい仕事はそれほど多くないのではないでしょうか?
これらを気付かせてくれたお客様に、心から感謝をしています。

 

経営者として、社員に思うこと。

私の夢に、『メカニックと業界の社会的地位の向上』を実現する事があります。
私は、何故メカニックという仕事は思ったように社会に認められる事が多くないのか?と常に考えていました。
当社の仕事は作業の提供ではありません。
交換や点検、修理の作業を提供したことでお金を頂いているのではないのです。

先ほども述べましたが、我々のやっている事は『安全・安心の提供』をする事で、荷主や消費者に、『確実に何かを届けると言う、物流業界の下支え・人々の社会生活の根底を支えている、誇り高き仕事』である。これに気が付けば、人は心から社業に対し誇りと自信を持って、お客様に対し感謝の気持ちを持って 仕事に向き合えます。

整備と言う仕事の大切さと、業界に着いた悪いイメージのギャップを埋めるには、これに気付き、自らの意識を変えるしかないのです。これら気付かずに、作業対価で生きていると言う感覚でいると、粗暴な気持ちが湧き上がり逆に自らの首を絞めてしまうと思うのです。

社業を正確に理解し誇りを持って仕事をしていた社員が、お客様のお客様から認めていただいたエピソードがあります。
お客様である運送事業者様が、大手荷主から安全輸送に係わる社内監査を受けられたときのことです。
輸送の安全性を保持する上で、整備履歴の管理は重要なカギとなります。
そのお客様は当社の提案した車両管理方法を取り入れて頂き、整備履歴の管理もアドバイスさせていただいていました。
当社は環境に配慮した運送事業運営を認証する“グリーン経営”という認証制度の取得を推進しており、お客様に報告する整備管理の書式に“環境に係わる整備項目”を別途追加しています。

監査項目の中で、その書式を利用した整備管理体制が、整備だけに留まらず環境項目を追加(プラスワン)していると、“ストロングポイント”の評価を頂いたと連絡を頂きました。
しかも、荷主様である監査員の方から、
『これは、むしろ いづみ自動車さんのストロングポイントだ!』
との言葉を頂いたそうです。

お客様のそのお客様に対する姿勢を理解し、お客様の経営戦略の一つになるべく思いで提案した内容が、荷主様に評価を頂く・・・これを体験した社員は心の底からうれしかったに違いありません。
そして何より自信と誇りを持てたのです。
これほどの励みはありません。

当社は社員全員がこういった実感ができる企業運営を常に心掛けています。
当社の経営理念には、社員と共に学び、共に育ち、共感し、心も満たされる環境の場を実現するとあります。
そうすることで、社員とその家族が心豊な生活が送れることを心から祈っています。

 

人々の社会生活の根底を支えている、誇り高き仕事。

社員の自主性を重んじる為には、会社の考え方や方針をしっかり伝え理解してもらうだけでなく、社長としての私の考え方も正しく伝えて理解してもらう必要があると思います。
その為に自分の経験した事をよく話します。

学生の頃、私はベンチャー起業家を志し、当時急速に発展したITと金融取引市場に憧れ、それを融合させることでM&Aを仕掛けるというような、まさにホリエモンがやっていた事を、本当に心の底からやりたいと思い、ある投資家に弟子入りしていました。
そこでは、バブル崩壊の反省は全く無く、イケイケドンドンで相場を張る外資系証券会社上がりの面々が、所謂マネーゲームで考えられない様な金額を手にし、これが金融での勝ち組と言わんばかりのセレブ振りを謳歌していました。

アルバイトとしてですが、相場ニュースレターの発行や、新会社の設立に関わり、当時の私にとっては高額なバイト代を頂いていました。昼間からホテルでランチ、夜は銀座の高級クラブに連れて行ってもらい、タクシーで相模原まで帰る・・・と、マネーの力を垣間見て、調子に乗っていました。

しかし、ある時、大和銀行NY支店の不祥事で巨額損失が表面化し、株価が急落するという事態が起きました。
だれもが一気に金融不安に陥ると危惧したその時、そこにいた相場師達は、心配するどころか不敵な笑みを浮かべて、『ほら予測通りになった!儲けるチャンスだ!』と言ってのけたのです。
この時、ここでは『人の“ありがとう”つまり感謝で飯を食ってはいない、人の“やっちまった”つまり失敗で飯を食っているのだ』と強烈な違和感を覚えました。

大阪では商売成立時に売り手も買い手も『おおきに』と言います。
これは、『おおきに(大いに)ありがとう』の下が省略されたもので、つまり、『ありがとう』以上の感謝の意になります。
商売の基本を間近で見て育った私は、『やっぱり人の“ありがとう”で飯を食って生きたい』と強く思い、『実業で生きる』と人生を軌道修正することにしました。

こういう経験があったからこそ、私は当社の社業が人の役に立って、“ありがとう”で生きていけるすばらしい仕事だと、心の底から思っています。
まして、『人々の社会生活の根底を支えている、誇り高き仕事』であるとなると、この上ない喜びと自信を表現せざるを得ません。
皆さんと一緒にこういった感覚を実感していきたいと真剣に思っています。仕事を通じて幸せになりたい・心豊になりたいと考えている人と仕事をしたいと考えています。

 

3つの座右の銘
『お金を求めるな!お金が求める徳を求めよ!』
人はお金を求めます。しかし、お金は人を求めません。お金は、“徳”のある人へと自然に流れます。
ヒット商品・ヒットサービスに、金儲け主義はありません。
仮にあったとしてもそれは長続きしません。
それを購入していただく人を見据えた時、本物の商品・サービスとなります。
だから、お金を求めず、本物の“徳”を求める。
そうすれば自然と結果(お金•目標•満足感)は得られます。

『共感・自然・自己責任』
あなたは人から共感を得ているか?
そしてその振舞いは自然か?
その全てのもとに自己責任を持てるか?

『全ての事柄に感謝の気持ちを持つ』
母から『起こり得る全ての現象について、それは何かしらのメッセージがこめられている。
その真意を理解するには、先ず感謝の気持ちを持ちなさい。』と言われ、『ありがとう』を声に出す事の大切さを教わりました。
全ての事柄に感謝の気持ちを持つという考えがベースになり、『自然に振舞う言動が他人から共感を得る』為には、自らに与えられるマイナス要素までも、諫言として感謝の気持ちで素直に受け入れる事で、自己研鑽する必要があると考えています。


経営理念

1. 私たちは、お客様に満足いただける真心を込めたサービスで、安全でより快適に安心できるお車を提供いたします。

2. 私たちは、自動車整備を通じて、 故障・事故・公害・騒音の社会的マイナス要因の少ない環境創造のお手伝いをします。
 
3. 私たちは、社員と共に学び、共に育ち、共感し、心も満たされる環境の場を実現します。
 
4. 上記をもって、地域オンリーワン企業を目指します。